当院では、虫歯や歯肉炎にならない生活習慣を身につけていくために、低年齢児からの歯みがき指導や虫歯予防のための処置を行うことが大切だと考えています。
お子さまは3歳半を境に精神面が大きく成長します。そこで、0歳~3歳半未満と、3歳半以上~12歳未満とで方針を分けて指導・処置を行います。
また、お子さまの自主性を尊重し、治療が必要な場合は教育的配慮をもったトレーニングを行ったあとに治療を開始します。治療に際しては、できるだけ痛みや不安がないように行っていきます。
まず、歯の生える前に一度ご来院くださるのが理想的です。将来、お子さまが歯みがきをきらいにならないように歯みがきを始める前段階の指導をいたします。
そして、歯の生えはじめる頃(生後6か月頃)から定期的(1~3か月ごと)に検診に来院していただきます。
まずは歯ブラシに慣れること、そして大人をまねて自分で歯みがきをすることまでを目標に、それぞれの年齢や発達に応じて指導していきます。
<3歳半以前で重視する点>
<3歳半以前の治療の特徴>
歯みがきの習慣をつけること、自分ひとりでしっかりと歯みがきができることを目標に指導していきます。
3歳半以降になると歯並びの管理も重要になってきますので、必要あるいはご希望に応じて矯正科歯科医師と連携していきます。
<3歳半以降で重視する点>
<3歳半以降の治療の特徴>
必要に応じて「削る」「詰める」などの処置を始めます。もちろん、歯並びの管理や歯肉炎、虫歯予防なども引き続き行います。