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よくある質問

Q、キシリトールはむし歯にならないのですか?

キシリトールは、糖アルコールの一種で、むし歯の原因菌が口の中に存在しても歯を溶かす酸が作られず、さらにその菌が増えるのを阻止すると言われています。そのため,むし歯になりにくいとされておりガム、チョコレート,キャンディーなどの甘みとして使われている製品もあります。ただし、キシリトールは一般的にお菓子の甘味に使う砂糖を含めた他の甘味料よりすこし高価なため、その使用割合が100%でない場合がありますので、その食品の成分表示をよく見て判断しましょう。


Q、この子は野菜ジュースが好きでよく飲みます。・・・

先日,お母さんと話していると「この子は野菜ジュースが好きでよく飲みます。・・・」というお母さんがいました。はなしを伺っていますと缶や紙パック、ペットボトルに入った市販の野菜ジュースを与えているようでした。
「野菜」といっただけで健康イメージ(=栄養が取れる)が感じられるように言われていましたが、飲みやすくするため糖類を加えているような製品も存在するので、一般的なジュース類と同じく飲みすぎやだらだら飲みは避けましょうと説明しました。
あわせて、野菜を摂取することは大事なことで栄養を取る以外にも豊かな食生活の一端を担っていますからジュースだけでなくいろいろな形で食べさせてあげてくださいと説明しました。


Q、すきっ歯です。

先ごろ、4歳前後のお子さまをお持ちの保護者のかたから、歯がすきっ歯なのを気にされて御相談を受けました。
普通、乳歯列の年代では歯と歯の間にすき間があることがよいのです。このすき間は発育空隙といわれるものです。乳歯より大きい永久歯が生えてくることを考えると、顎の成長と共に乳歯の年代にすき間のあるほうが永久歯の歯並び上、都合がいいのです。すなわち、このすき間は永久歯が生えかわる時、利用され永久歯がつまってならんでいきますが、ときどきあごに対して歯のサイズが小さいためにすき間が生じることもあります。その際は永久歯列になってからの処置によって治すことができます。


Q、むし歯は遺伝しますか。

最近、「むし歯は遺伝しますか。」と立て続けに保護者のかたから質問されました。
親からお子さんに顔かたち、骨格や体格などと遺伝的に受け継がれていくもののなかに確かにむし歯の発生と関連するような歯並び、歯の性質や唾液の性質などがあります。

しかし、それよりも日々の生活のなか、すなわちそれぞれの家庭内での食べ物、飲み物の嗜好や食べ方(たとえば、甘いもの好きの家庭で甘いものを日常的に口にする機会が多いなど)、また歯磨きなどの生活習慣のつき具合、歯磨きのでき具合のほうがお子さんのお口の中の状況やむし歯のでき方と関係する場合が多いように思います。
確かに遺伝的形質や病気でむし歯の発生に不利な状況のお気の毒なお子さんは実際におられますが、多くのお子さんはそうではありません。後者の生活習慣によりむし歯となるお子さんが多いです。

また、追加ですが,赤ちゃんの場合、むし歯菌は多くはお母さんから伝播する(うつる)と言われています。食事のときのはしやスプーンを一緒にしたり、口うつしで食べることなどはやめましょう。また、保護者の方々もむし歯は早く治しましょう。 


Q、むし歯の治療で銀歯を入れていますが、なにか体への影響はないですか?

この質問は金属アレルギーに対する質問かと思います。たしかに口の中に入れた金属は口内炎や口唇炎、舌の炎症や痛み、歯肉炎などを引き起こすことがあります。
また、口の中の金属が原因の金属アレルギー症状は、口腔内の接触している部位にその症状が現れることもありますが、体の他の部位(たとえば手や足の一部など)に皮膚炎などを発症することがあり、歯科金属により発症したアレルギーと診断するのが難しいことがあります。
もし、歯科治療後こういったアレルギーを疑われるような症状が長期間つづくようなら、歯科医師や皮膚科専門医に相談され、皮膚科にてパッチテスト(アレルギー検査)を受けられるのもよいでしょう。


Q、一日何回いつ歯みがきすればよいか?

この質問は、臨床の現場で保護者のかたからもっともよく受ける質問のひとつです。
歯ブラシに慣れること(トレーニング)が目的の時期は、子どもの機嫌のよい時、保護者のかたに時間的余裕のあるときに子どもとのふれあいを大切に遊びの中で楽しくおこないます。
少し慣れてきたら食後の習慣となるように、保護者のかたも食後、歯磨きごっこをするなどして食後の時期を見計らって歯磨きトレーニングをおこないます。 基本的には,食べたら磨こうの考え方をお勧めします

早めに子どもがいやがらない(仕上げ)歯磨きの習慣を身につけましょう。
寝る前は、就寝中の唾液の分泌量が減少するためむし歯菌が繁殖しやすくなりますので、寝る前の(仕上げ)歯磨きは大事です。
保護者のかたが「寝る前に・・・」と思っていると子どもは夜すぐに眠くなったりするので要注意です。眠くなった子どもはぐずりやすくなります。
夕食後、食後歯磨きをして寝るまでの間に何も食べない(水,お茶などを飲むのはかまいません)とか、そのために「早めに寝させる」など生活習慣上の工夫なども良いやりかたです。


Q、食後の歯みがきについて

複数の保護者のかたから、「食後すぐ歯磨きをしないほうがいいという話を人づてに聞きましたが、本当でしょうか。」といった質問を受けることがありました。
調べてみますと、すこし前に食後すぐに歯をみがくと、あたかも歯が溶けてしまうというような報道が新聞やテレビでなされたためであることがわかりました。そしてその報道のもととなった論文では通常のむし歯予防のための歯みがきを検討するための実験条件とはすこし条件が異なった実験がおこなわれ、結果が導き出されているようです。
小児における歯みがきの目的は歯垢の除去、すなわち酸を産生する細菌を取り除くとともにその原料となる糖質を取り除くことです。歯みがきをしないままでいると、歯垢中の細菌によって糖質が分解され酸が産生されて、歯が溶けだす脱灰が始まります。
結論としては、今まで言われてきたとおり、食事やおやつの後は早めに歯みがきをして歯垢を取り除いて脱灰を防ぐことが重要です。


Q、乳歯に銀歯をかぶせて大人の歯は普通に生えてきますか?

現在当院では、乳歯に銀歯をかぶせる処置は現在しておりません。しかし、診療していますとこの処置をわりとよく見かけますので、他院ではまだこの処置は一般的なものであるようです。
ここで「銀歯をかぶせて」というのは、乳歯の歯冠部(口の中に見えている部分)のむし歯の穴が大きかったり(歯質が少なくなっている)、歯の神経を取っていたり、なんらかの理由でお口の清掃ができなかったり,お口の中のむし歯菌の勢いが強かったりしているお子さんの歯の治療法で「乳歯冠」というステンレスでできた冠を歯冠部の形に合わせて切ってかぶせ、セメント(わかりやすくいうと、糊(のり)です)でくっつける(「セットする」といいます)治療法です。この場合、「冠」をセットしてしまうと治療したその歯については、金属の歯が歯肉からはえているように見えます。(これが,保護者のかたの不安のもとらしいのですが・・・。) 結論から先に言うと、永久歯が顎の中の生えかわる予定の乳歯の根っこの部分の組織をとかしながら乳歯の下まで来て乳歯と永久歯は生えかわりますので乳歯の歯冠部に乳歯冠がついていても、むし歯治療の詰め物がしてあっても生えかわりには直接関係ありません。

また、大きなむし歯で神経を抜いてかぶせたり根っこの先に膿がたまって治療を受けたような場合は,乳歯の根っこの部分の組織がうまくとかされなかったり、膿のたまった部分を避けて永久歯が上がってきて乳歯が抜ける前に、永久歯が横から生えてくることがあります。この場合は乳歯を歯科医院で抜いてもらいましょう。  


Q、乳歯の神経をとると、永久歯の神経はどうなりますか?何か影響はないですか?

この質問に対して、私は保護者のかたにしばしばレントゲン写真を見せながら「乳歯と永久歯は、神経を含めて別の歯です。乳歯の神経をとっても永久歯の神経には影響はありません。」と説明します。

また、補足して「乳歯に神経をとるような大きなむし歯をつくってしまうと、時にむし歯菌がその奥まで入り込んだりして膿がたまったりしてしまいます。きっちり処置していないと、そこの部位の永久歯の歯質がもろくて色がちがっていたりひどいときには大切な永久歯の形がいびつだったりすることもありますから、そもそもの原因となる乳歯のむし歯予防が一番大事ですよ。」とも話します。
みなさんのお子さんも「むし歯予防」にはお気をつけください。 何かありましたらお気軽にご連絡ください。


Q、今でもおちちを含ませてやると母乳を飲みながら寝てしまいます。むし歯が心配ですが、大丈夫でしょうか。

あるお母さんから「1歳半を過ぎている子ですが、眠くなるとぐずり、今でもおちちを含ませてやると母乳を飲みながら寝てしまいます。むし歯が心配ですが、大丈夫でしょうか。」という質問を受けました。確かに母乳による育児は、栄養学的利点のみでなく、子どもの精神的安定に効果があることがわかっており、乳児期には好ましいものです。ただ、1歳を過ぎると、歯もそこそこ生えてきて、加えて砂糖をとる機会も増えてむし歯原因菌(主にミュータンスレンサ球菌)が歯の表面に付着しやすくなります。そこへ母乳を与えたまま眠り母乳が口の中に長く残っていると、むし歯発生のリスクが高まります。

ある論文では、
むし歯原因菌(主にミュータンスレンサ球菌)の一部は、砂糖(お菓子、その他)からでなく乳糖(母乳、牛乳など)から酸を産生して歯を溶かすというような記述も見られます。


母乳を与えている間も甘い食べ物飲み物を控えることや仕上げ歯磨きを行うなど口腔内の管理を行うことが大事です。また、昼間よく遊ばせ、疲れて「こてっ」と眠れるようにしむけるのもひとつのアイデアです。子どもの様子をみて早めに卒乳できるようにしていきましょう。